×

ニュース

原爆遺跡で被爆楽器演奏 来月3・7日 広島

 今年2月に「広島原爆遺跡」として国の史跡に指定された、広島市平和記念公園レストハウス(広島市中区中島町)と旧日本銀行広島支店(袋町)で11月、被爆楽器を奏でる特別演奏会があります。市と中国新聞社の共催事業「未来へ繋(つな)がる平和の軸線~ひろしまピースライン~」の一環。

 3日(祝)午後6時からレストハウス2階である演奏会では、被爆ピアノ「明子さんのピアノ」を使用。地元音楽コンクール最優秀賞受賞者の演奏や、エリザベト音楽大の学生による音楽付き朗読作品「ニ十歳になったら」の公演があります。

 7日(木)午後5時半からは旧日本銀行広島支店1階ホールで、爆心地から約2・5キロで被爆したロシア人音楽教師パルチコフさんの被爆バイオリンを、エリザベト音楽大の学生たちが演奏します。

 またレストハウスでは、1日(金)~12月20日(金)、被爆建物と平和の軸線をテーマにしたパネル展示もあります。

 入場料は、レストハウス特別演奏会が500円(ワンドリンク付き)、その他は無料です。事前申し込みは不要。問い合わせは中国新聞社営業本部ソリューション推進室☎082(236)2342。

(2024年10月25日朝刊掲載)

年別アーカイブ