「被爆伝承者」委任を随時に 広島平和文化センター
24年10月30日
広島平和文化センターは、「被爆体験伝承者」と「家族伝承者」の委任時期を随時に見直した。これまでは4月と10月の年2回だったが、広島市の研修を終え次第、速やかに活動できるようにする。11月1日付で新たに計16人に委ねる。
新規の内訳は、被爆者の記憶を受け継ぐ第三者たち被爆体験伝承者が33~70歳の14人で、広島県内と県外が半分ずつ。子や孫たち家族伝承者は、県内の64歳と県外の67歳の計2人。原爆資料館(中区)での講話などに取り組む。
市などによると、被爆者から証言を聞き取って原稿を作成し、講話の実習を経て伝承者に委任する。研修期間の目安は2年だが、進み方によって修了時期は異なる。体験を伝えた被爆者が伝承者の活動開始を心待ちにしている状況もあり、随時に切り替えたという。
今回の委任で、被爆体験伝承者は240人、家族伝承者は40人となる。市は「被爆体験証言者」と家族伝承者の募集時期も9月に通年に切り替えた。
(2024年10月30日朝刊掲載)
新規の内訳は、被爆者の記憶を受け継ぐ第三者たち被爆体験伝承者が33~70歳の14人で、広島県内と県外が半分ずつ。子や孫たち家族伝承者は、県内の64歳と県外の67歳の計2人。原爆資料館(中区)での講話などに取り組む。
市などによると、被爆者から証言を聞き取って原稿を作成し、講話の実習を経て伝承者に委任する。研修期間の目安は2年だが、進み方によって修了時期は異なる。体験を伝えた被爆者が伝承者の活動開始を心待ちにしている状況もあり、随時に切り替えたという。
今回の委任で、被爆体験伝承者は240人、家族伝承者は40人となる。市は「被爆体験証言者」と家族伝承者の募集時期も9月に通年に切り替えた。
(2024年10月30日朝刊掲載)