平和学習や振興策を提言 広島市議会に市立高7校の35人
24年10月30日
広島市立高の生徒たちが市議会に政策を提言する発表会が29日、市議会棟の議場であった。日本被団協のノーベル平和賞受賞決定を受け、修学旅行の新たな平和学習ツアーの導入を市議たちに訴えた。
7校計35人が8グループに分かれて登壇。平和学習ツアーは6校でつくる合同グループの代表者4人が提言した。市内の高校生が修学旅行生向けに被爆地を巡るプランを考え、一緒に付き添って交流を深める内容。舟入高2年の大沢翔太さん(17)は「平和への関心が高まっている今こそ、高校生同士が対話する新たな修学旅行の形の検討を」と実現を求めた。
このほか、高校生を対象に公共施設の利用料の割引を受けられる自転車免許制度の導入などユニークな提案もあった。観光振興策や交通安全対策のアイデアもあった。
発表会は2017年に始まり7回目。宮崎誠克副議長は「フレッシュなアイデアが多く、一つでも二つでも実現できるよう願う」と総括した。(野平慧一)
(2024年10月30日朝刊掲載)
7校計35人が8グループに分かれて登壇。平和学習ツアーは6校でつくる合同グループの代表者4人が提言した。市内の高校生が修学旅行生向けに被爆地を巡るプランを考え、一緒に付き添って交流を深める内容。舟入高2年の大沢翔太さん(17)は「平和への関心が高まっている今こそ、高校生同士が対話する新たな修学旅行の形の検討を」と実現を求めた。
このほか、高校生を対象に公共施設の利用料の割引を受けられる自転車免許制度の導入などユニークな提案もあった。観光振興策や交通安全対策のアイデアもあった。
発表会は2017年に始まり7回目。宮崎誠克副議長は「フレッシュなアイデアが多く、一つでも二つでも実現できるよう願う」と総括した。(野平慧一)
(2024年10月30日朝刊掲載)