長崎で交流 高校生報告 中区 平和発信の決意新たに
24年11月5日
広島県の平和人材育成事業で長崎市を訪れた県内の高校生の成果報告会が4日、広島市中区の合人社ウェンディひと・まちプラザであった。広島、長崎両県の高校生約30人が参加し、原爆の悲惨さを世界に伝える大切さを確認し合った。
1、2年生計5人が10月中旬、長崎市で平和公園などを訪れ、被爆者と交流。報告会では、爆心地の様子、熱線で溶けた建物の柱を写真付きで紹介。多くの人が亡くなったという被爆者の証言にも触れ、原爆投下の悲惨さを訴えた。視察を踏まえ「私たちには平和について考え、世界に発信する役割がある」と決意を新たにした。
発表した修道高2年の村岡駿兵さん(17)=西区=は「長崎にも同じ志の仲間がいて心強い。今後も核兵器の廃絶のために連携したい」と話していた。県の事業は本年度で8回目。本年度の参加者は来年1月に沖縄県も視察し、同2月に最終成果を発表する。(政綱宜規)
(2024年11月5日朝刊掲載)
1、2年生計5人が10月中旬、長崎市で平和公園などを訪れ、被爆者と交流。報告会では、爆心地の様子、熱線で溶けた建物の柱を写真付きで紹介。多くの人が亡くなったという被爆者の証言にも触れ、原爆投下の悲惨さを訴えた。視察を踏まえ「私たちには平和について考え、世界に発信する役割がある」と決意を新たにした。
発表した修道高2年の村岡駿兵さん(17)=西区=は「長崎にも同じ志の仲間がいて心強い。今後も核兵器の廃絶のために連携したい」と話していた。県の事業は本年度で8回目。本年度の参加者は来年1月に沖縄県も視察し、同2月に最終成果を発表する。(政綱宜規)
(2024年11月5日朝刊掲載)