文化の日 音楽が紡ぐ平和 広島 広響、花に彩られ華麗な旋律
24年11月4日
広島交響楽団の「音楽の花束~秋」コンサートが3日、広島市中区の広島国際会議場であった。ナビゲーター役で華道家の假屋崎(かりやざき)省吾さんが生けたバラやドウダンツツジが舞台を彩り、ブルッフとベートーベンの名曲に約千人が聞き入った。
広響ミュージック・アドバイザーの徳永二男(つぎお)が指揮し、ベートーベンの「コリオラン」でドラマチックに幕開け。ブルッフの「スコットランド幻想曲」では、新進気鋭のバイオリニスト前田妃奈がソリストを務め、情緒豊かな旋律を響かせた。
後半はベートーベンの交響曲第五番「運命」。徳永の巧みなタクトで華やかに締めくくった。中国新聞社などの主催。(山下美波)
(2024年11月4日朝刊掲載)
広響ミュージック・アドバイザーの徳永二男(つぎお)が指揮し、ベートーベンの「コリオラン」でドラマチックに幕開け。ブルッフの「スコットランド幻想曲」では、新進気鋭のバイオリニスト前田妃奈がソリストを務め、情緒豊かな旋律を響かせた。
後半はベートーベンの交響曲第五番「運命」。徳永の巧みなタクトで華やかに締めくくった。中国新聞社などの主催。(山下美波)
(2024年11月4日朝刊掲載)