核なき世界へ どう行動 南区で集会 被爆地の役割考える
24年11月3日
核兵器を巡る世界情勢が厳しさを増す中、被爆地広島の役割について考える市民集会が2日、広島市南区の区民文化センターであった。来年の被爆80年を前に、被爆者や市民グループ代表たちが核なき世界実現への方策を訴えた。
「いま、ヒロシマが世界に発信すべきことは」をテーマに4人が登壇し、約60人が聞き入った。県被団協の佐久間邦彦理事長は日本被団協のノーベル平和賞受賞決定を報告。「いつ核戦争が起きてもおかしくない。被爆者が証明してきた核の脅威をどう次世代につないでいくか、今こそ問われている」と強調した。
市民グループ「核政策を知りたい広島若者有権者の会」(カクワカ広島)の田中美穂共同代表は「ジェンダーや気候変動など暮らしの課題とつなげて語り合うことで、核問題への関心を高めたい」と力を込めた。
県内10団体でつくる「G7広島サミットを考えるヒロシマ市民の会」が主催した。(木原由維)
(2024年11月3日朝刊掲載)
「いま、ヒロシマが世界に発信すべきことは」をテーマに4人が登壇し、約60人が聞き入った。県被団協の佐久間邦彦理事長は日本被団協のノーベル平和賞受賞決定を報告。「いつ核戦争が起きてもおかしくない。被爆者が証明してきた核の脅威をどう次世代につないでいくか、今こそ問われている」と強調した。
市民グループ「核政策を知りたい広島若者有権者の会」(カクワカ広島)の田中美穂共同代表は「ジェンダーや気候変動など暮らしの課題とつなげて語り合うことで、核問題への関心を高めたい」と力を込めた。
県内10団体でつくる「G7広島サミットを考えるヒロシマ市民の会」が主催した。(木原由維)
(2024年11月3日朝刊掲載)