非核三原則堅持 首相が書面回答
24年11月6日
石破茂首相は5日、米国との「核共有」などの安全保障政策に関する内閣の立場について「非核三原則を政策上の方針として堅持する」との考えを改めて示した。10月1日の記者会見で指名されなかった中国新聞の質問に書面回答した。
首相は就任前、米国の核を日本に持ち込ませる必要性や米国の核兵器を共同運用する「核共有」を唱えていた。就任後はそうした発信を控えており、今回の回答にも非核三原則を「見直す考えはない」と明記した。
回答が会見の1カ月後となった点について、官邸は「衆院選を挟んだ影響で時間を要した」とした。
(2024年11月6日朝刊掲載)
首相は就任前、米国の核を日本に持ち込ませる必要性や米国の核兵器を共同運用する「核共有」を唱えていた。就任後はそうした発信を控えており、今回の回答にも非核三原則を「見直す考えはない」と明記した。
回答が会見の1カ月後となった点について、官邸は「衆院選を挟んだ影響で時間を要した」とした。
(2024年11月6日朝刊掲載)