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広島式典 鳩山氏参列へ 被爆者との意見交換も

■記者 東海右佐衛門直柄

 民主党の鳩山由紀夫代表が8月6日の広島市の平和記念式典に参列することが28日、分かった。被爆者との意見交換も予定しているという。

 市市民活動推進課や党広島県連によると、鳩山代表は5日に広島入り。6日は平和記念公園(中区)での式典に参列する。広島県被団協(坪井直理事長)主催の慰霊式にも出席し、坪井理事長たちから原爆症認定の審査基準や在外被爆者の援護施策についての要望を聞く。

 その後、市内で記者会見する方向で日程調整が進んでいる。政権を懸けた衆院選を前に、被爆者援護施策に力を入れる姿勢をアピールする狙いもあるとみられる。

 市によると、麻生太郎首相の式典出席は「調整中」という。

(2009年7月29日朝刊掲載)

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