[被団協ノーベル平和賞] 「声つなぐ意志 世界に示す」 高校生大使 オスロ訪問前に意気込み
24年11月19日
日本被団協のノーベル平和賞授賞式に合わせノルウェー・オスロを訪問する高校生平和大使の基町高2年甲斐なつきさん(17)=西区=たち4人が18日、広島市役所で記者会見した。被爆4世の甲斐さんは「若い世代が被爆者の声をつないでいくという意志を世界に示す」と意気込んだ。
12月8~12日に現地を訪問する。高校で原爆による被害などを紹介する授業をしたり、被団協の協力を得て現地の若者と被爆者の話を聞き、議論したりする予定。10日の授賞式にも出席する方向で調整している。
甲斐さんの他に長崎市の長崎西高2年大原悠佳さん(17)と長崎東高2年津田凜さん(16)、熊本市の九州学院高2年島津陽奈さん(16)が渡航する。
高校生平和大使は核兵器廃絶を訴える署名活動などに取り組み、近年は平和賞の候補となっていた。(下高充生)
(2024年11月19日朝刊掲載)
12月8~12日に現地を訪問する。高校で原爆による被害などを紹介する授業をしたり、被団協の協力を得て現地の若者と被爆者の話を聞き、議論したりする予定。10日の授賞式にも出席する方向で調整している。
甲斐さんの他に長崎市の長崎西高2年大原悠佳さん(17)と長崎東高2年津田凜さん(16)、熊本市の九州学院高2年島津陽奈さん(16)が渡航する。
高校生平和大使は核兵器廃絶を訴える署名活動などに取り組み、近年は平和賞の候補となっていた。(下高充生)
(2024年11月19日朝刊掲載)