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原爆ドームの柵 奉仕で塗り直し 日本塗装工業会県支部

 日本塗装工業会県支部は、広島市中区の原爆ドームを囲う柵をボランティアで塗り直した。同会が定める「いいいろ塗装の日」(11月16日)に合わせた活動の一環。

 15日に作業し、加盟する塗装会社の職人たち約25人が参加した。汚れを落とした後、はけやローラーを使い、さび止めの効果がある塗料を手際よく塗った。木原全弥支部長(57)は「被爆80年の来年は世界からより多くの人が訪れると思う。きれいな状態で迎えられるよう貢献したい」と話していた。

 支部は1978年から平和記念公園などで奉仕活動をしている。この日は庄原市と尾道市の公園などでも作業した。

(2024年11月20日朝刊掲載)

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