[被団協ノーベル平和賞] 核禁条約加盟へ街頭署名 広島の被爆者7団体、賞発表後で初
24年11月23日
広島の被爆者7団体は22日、広島市中区の平和記念公園で、日本政府に核兵器禁止条約への加盟を求める署名を集めた。2カ月に1回の定例活動で、日本被団協へのノーベル平和賞授与発表後では初めて。
各団体の代表者たち14人が参加。「日本政府は核兵器禁止条約に参加を」「ノーベル平和賞受賞」と書かれた横断幕を掲げた。日本被団協の代表委員で、広島県被団協の箕牧(みまき)智之理事長(82)は「活動の歴史は認められたが、日本政府には批准を訴えていかないといけない」と強調。もう一つの県被団協の佐久間邦彦理事長(80)も「一筆一筆が世界を動かす」と呼びかけた。
この日は約30分で、83筆を集めた。署名した廿日市市の山口景一郎さん(69)は「平和賞もあり、関心が高まっている。活動に少しでも協力したい」と話した。
7団体は禁止条約が発効した2021年1月22日から署名を集め、24年3月までの54万7903筆を政府へ提出している。(下高充生)
(2024年11月23日朝刊掲載)
各団体の代表者たち14人が参加。「日本政府は核兵器禁止条約に参加を」「ノーベル平和賞受賞」と書かれた横断幕を掲げた。日本被団協の代表委員で、広島県被団協の箕牧(みまき)智之理事長(82)は「活動の歴史は認められたが、日本政府には批准を訴えていかないといけない」と強調。もう一つの県被団協の佐久間邦彦理事長(80)も「一筆一筆が世界を動かす」と呼びかけた。
この日は約30分で、83筆を集めた。署名した廿日市市の山口景一郎さん(69)は「平和賞もあり、関心が高まっている。活動に少しでも協力したい」と話した。
7団体は禁止条約が発効した2021年1月22日から署名を集め、24年3月までの54万7903筆を政府へ提出している。(下高充生)
(2024年11月23日朝刊掲載)