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平和都市法制定 浜井市長の思い 1日中区 講演や対談

 恒久平和を象徴する都市としての被爆後の広島市再建を掲げた「広島平和記念都市建設法」制定から75年を記念し、当時の関係者たちの思いから学ぶイベント「ヒロシマの原点と未来(これから)」が12月1日午後1時半~4時、広島市中区の原爆資料館地下1階メモリアルホールである。

 初の公選市長として平和都市法の実現や平和記念公園(中区)の整備に尽くした故浜井信三さんの長男順三さんが登壇。父の奮闘を思い起こしながら、平和都市法と1947年の第1回平和祭で読まれた平和宣言の理念に立脚した平和実現への道筋を語る。中国新聞社の水川恭輔編集委員との対談や、市民グループ「響け!平和の鐘実行委員会」の高東博視代表による解説もある。

 中区のNPO法人ANT―Hiroshimaなどでつくる実行委員会の主催。定員300人で、申し込み不要。参加費500円(資料代)。問い合わせはANT☎082(502)6304。

(2024年11月26日朝刊掲載)

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