PFAS検出問題 水質調査 基地隣接地で 岩国の市民団体 市に要望
24年11月27日
米軍岩国基地(岩国市)付近で国の暫定指針値を超える有機フッ素化合物(PFAS)が民間団体の調査で検出された問題で、岩国市の市民団体が26日、独自の水質調査をする市に対し、基地に近い水域での実施を求めた。市が検討している調査地点では「不十分」と主張している。
市民団体「瀬戸内海の静かな環境を守る住民ネットワーク」の代表者が市役所で穴水辰雄環境部長に文書を手渡した。市は年内にも実施する独自調査で、過去に県と国が水質を調べたことがある海や川の複数地点での実施を検討中。これに対し同団体は「汚染源は基地である可能性が高い」とし、基地に隣接した水路や遊水池での調査を求めた。
市は調査地点について県や国と協議しているとし、穴水部長は「(要請内容を)参考にする」と述べた。(長久豪佑)
(2024年11月27日朝刊掲載)
市民団体「瀬戸内海の静かな環境を守る住民ネットワーク」の代表者が市役所で穴水辰雄環境部長に文書を手渡した。市は年内にも実施する独自調査で、過去に県と国が水質を調べたことがある海や川の複数地点での実施を検討中。これに対し同団体は「汚染源は基地である可能性が高い」とし、基地に隣接した水路や遊水池での調査を求めた。
市は調査地点について県や国と協議しているとし、穴水部長は「(要請内容を)参考にする」と述べた。(長久豪佑)
(2024年11月27日朝刊掲載)