放影研移転 入札が不落 建設工事 年内契約は困難か
24年11月29日
放射線影響研究所(放影研、広島市南区)の広島大霞キャンパス(南区)への移転で、放影研は28日、新施設の建設工事の業者を選ぶ入札が不落に終わったと明らかにした。2024年内に契約を結ぶ予定だったが、ずれ込むとみられる。
一般競争入札で10月に受け付け、11月27日が開札日だった。応札業者はあったが、担当者は「現状では不落だったということ以外言えない。早急に再入札の準備をする」と説明している。
新施設の建設を巡り、放影研は当初、23年度着工、25年度完成を目標にしていた。しかし資材高騰などで設計の見直しが必要となり、着工予定を24年夏に延期。さらに時期がずれ、工期も延びるとして、完成が26年度に遅れる見通しを示していた。(山下美波)
(2024年11月29日朝刊掲載)
一般競争入札で10月に受け付け、11月27日が開札日だった。応札業者はあったが、担当者は「現状では不落だったということ以外言えない。早急に再入札の準備をする」と説明している。
新施設の建設を巡り、放影研は当初、23年度着工、25年度完成を目標にしていた。しかし資材高騰などで設計の見直しが必要となり、着工予定を24年夏に延期。さらに時期がずれ、工期も延びるとして、完成が26年度に遅れる見通しを示していた。(山下美波)
(2024年11月29日朝刊掲載)