ガザ攻撃への抗議 週2回に 原爆ドーム前 1年余り毎日欠かさず
24年11月30日
イスラエル軍によるパレスチナ自治区ガザへの攻撃に原爆ドーム(広島市中区)の前で毎日、抗議してきた市民団体が12月から活動を週2回に移す。昨年10月7日の攻撃開始直後から1年余り継続。「抑圧と不当な暴力を終わらせるため、活動は続ける」としている。
市民団体「広島パレスチナともしび連帯共同体」が中心となり、昨年10月13日に始めた。戦闘が1年以上に及ぶ中、パレスチナの歴史を学んだり別の活動を議論したりする時間の確保を望む声が参加者からあり、一区切りとした。12月からは金、土曜に集まる。
29日は「パレスチナ人民国際連帯デー」に合わせて10人余りが参加。ガザの住民たちが悲惨な状況を訴えるモノローグを読み、即時停戦を求めた。「スタンディング(抗議)を継続するという決意は、イスラエル国家とその支持者の犯罪の忘却と常態化、まひなどを集団的に拒否する平和活動だ」などとする声明も発表した。(下高充生)
(2024年11月30日朝刊掲載)
市民団体「広島パレスチナともしび連帯共同体」が中心となり、昨年10月13日に始めた。戦闘が1年以上に及ぶ中、パレスチナの歴史を学んだり別の活動を議論したりする時間の確保を望む声が参加者からあり、一区切りとした。12月からは金、土曜に集まる。
29日は「パレスチナ人民国際連帯デー」に合わせて10人余りが参加。ガザの住民たちが悲惨な状況を訴えるモノローグを読み、即時停戦を求めた。「スタンディング(抗議)を継続するという決意は、イスラエル国家とその支持者の犯罪の忘却と常態化、まひなどを集団的に拒否する平和活動だ」などとする声明も発表した。(下高充生)
(2024年11月30日朝刊掲載)