WFCが新しい拠点公開 平和公園近く 宿泊や研修も
24年12月8日
広島市中区に国際平和交流の拠点と事務所を移したNPO法人ワールド・フレンドシップ・センター(WFC)が7日、オープンハウスを開いて施設内をお披露目した。
西区から移転し、ビル内の一部に研修室や簡易宿泊施設などを整えた。常駐する館長のブラッドリー・コックスさん(60)とスーザンさん(59)夫妻が、9人が宿泊できる施設などを案内。手製のフルーツパンチを振る舞って来訪者をもてなした。
平和記念公園でボランティアガイドをしている三原市の兼綱寿美子さん(76)は「モダンできれいな部屋だった。平和公園に近く、宿泊者の案内もしやすい」と喜んだ。
WFCは米国の平和活動家、故バーバラ・レイノルズさんが1965年に創設。被爆証言や研修などを通じてヒロシマの実情を伝えてきた。来年、60周年を迎える。
ブラッドリーさんは「海外から訪れた人たちが核兵器廃絶の思いを深める平和の拠点として、役割を果たしていきたい」と意気込む。(仁科裕成)
(2024年12月8日朝刊掲載)
西区から移転し、ビル内の一部に研修室や簡易宿泊施設などを整えた。常駐する館長のブラッドリー・コックスさん(60)とスーザンさん(59)夫妻が、9人が宿泊できる施設などを案内。手製のフルーツパンチを振る舞って来訪者をもてなした。
平和記念公園でボランティアガイドをしている三原市の兼綱寿美子さん(76)は「モダンできれいな部屋だった。平和公園に近く、宿泊者の案内もしやすい」と喜んだ。
WFCは米国の平和活動家、故バーバラ・レイノルズさんが1965年に創設。被爆証言や研修などを通じてヒロシマの実情を伝えてきた。来年、60周年を迎える。
ブラッドリーさんは「海外から訪れた人たちが核兵器廃絶の思いを深める平和の拠点として、役割を果たしていきたい」と意気込む。(仁科裕成)
(2024年12月8日朝刊掲載)