師走恒例 清掃ボランティア 平和公園の池 旅行者参加も 中区
24年12月15日
平和記念公園(広島市中区)にある「平和の池」で14日、約30人が清掃活動に励んだ。ボランティア団体「平和の灯(ともしび)奉讃会」の呼びかけで実施。池が完成して7年後の1964年から、原爆の日の前と年末に続けている。
池は原爆慰霊碑から平和の灯にかけて広がる縦70メートル、横17メートル、深さ40センチ。参加者は寒空の下、水を抜きながら長靴姿で池に入り、デッキブラシでコケを落とし、落ち葉を拾い集めた。最後に市中消防署の消防車が放水し、汚れを洗い流した。
スイスから旅行で訪れ、清掃に飛び入り参加したジャニック・スペリさん(27)は「平和に思いをはせる美しい場所をさらにきれいにでき、誇らしい体験だった」と話した。
(2024年12月15日朝刊掲載)
池は原爆慰霊碑から平和の灯にかけて広がる縦70メートル、横17メートル、深さ40センチ。参加者は寒空の下、水を抜きながら長靴姿で池に入り、デッキブラシでコケを落とし、落ち葉を拾い集めた。最後に市中消防署の消防車が放水し、汚れを洗い流した。
スイスから旅行で訪れ、清掃に飛び入り参加したジャニック・スペリさん(27)は「平和に思いをはせる美しい場所をさらにきれいにでき、誇らしい体験だった」と話した。
(2024年12月15日朝刊掲載)