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核被害学習やイベント開催 中区 ユニタール青少年大使が活動報告

 国連訓練調査研究所(ユニタール)広島事務所(広島市中区)の「青少年大使」を務めた高校生8人が22日、中区大手町のおりづるタワーで活動報告会を開いた。

 8人は核兵器禁止条約や核被害などについて6月から学び、11月上旬に県内の高校・大学生と平和や自分にできるアクションプランを考えるイベントを開いたことなどを紹介。広島なぎさ高1年河村波音(はのん)さん(15)=佐伯区=は「イベントをきっかけに平和活動を始めた参加者もいた。高校生にも社会を変える力があると実感できた」と振り返った。

 崇徳高1年神田喜心さん(16)=安佐北区=は同校の新聞部に所属しており「自分の経験から、高校生でもできることがあると校内新聞で伝えたい」と意気込んだ。青少年大使は、国際社会で活躍する人材育成を目的に2010年から募集している。(桧山菜摘)

(2024年12月23日朝刊掲載)

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