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米軍岩国基地 一時滑走路閉鎖 ドローン情報で「安全優先」

 米軍岩国基地(岩国市)は23日、基地上空で22日夜に正体不明のドローンの目撃情報があり「安全を最優先して滑走路を一時的に閉鎖した」と明らかにした。岩国署は小型無人機飛行禁止法や航空法に違反する可能性もあるとみて調べている。

 小型無人機飛行禁止法や航空法では、基地や空港の周辺でドローンの飛行を原則禁止している。

 国土交通省岩国空港事務所などによると、22日午後7時ごろ、同基地から「滑走路周辺にドローンがいて、滑走路の使用を中止している」と情報提供があった。約1時間後に滑走路の閉鎖は解除された。同基地の滑走路を使用する岩国錦帯橋空港では、東京からの到着便が広島空港(三原市)に代替着陸するなどし、2便が約3時間遅れ約250人に影響が出た。(川村奈菜、大平健幹)

(2024年12月24日朝刊掲載)

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