被服支廠耐震化工事費に5億円 2025年度予算案
24年12月28日
政府は2025年度予算案に、広島市南区にある国重要文化財(重文)の被爆建物「旧陸軍被服支廠(ししょう)」の耐震工事費を積んだ。24年秋に始まった全4棟の工事費の計上は24年度の事業に続いて2年連続となる。
広島県が所有する1~3号棟は文化庁が工事費の半額を補助するため、17日成立の24年度補正予算に6億6400万円を計上済みで、25年度に繰り越す。26年度まで続く工事のうち、25年度は鉄骨の補強や屋根のふき替えなどを進める。県は3棟分の総事業費を24億5千万円と見込む。
残る4号棟の工事費は、所有する中国財務局が25年度予算案に必要経費を計上した。財務局は詳細な金額を公表していないが、関係者によると5億円程度という。4号棟の耐震化の24~26年度の総事業費は9億6千万円。
(2024年12月28日朝刊掲載)
広島県が所有する1~3号棟は文化庁が工事費の半額を補助するため、17日成立の24年度補正予算に6億6400万円を計上済みで、25年度に繰り越す。26年度まで続く工事のうち、25年度は鉄骨の補強や屋根のふき替えなどを進める。県は3棟分の総事業費を24億5千万円と見込む。
残る4号棟の工事費は、所有する中国財務局が25年度予算案に必要経費を計上した。財務局は詳細な金額を公表していないが、関係者によると5億円程度という。4号棟の耐震化の24~26年度の総事業費は9億6千万円。
(2024年12月28日朝刊掲載)