被爆者の署名活動後押し 平和のゆるキャラハートントン 7団体に趣旨伝える英文
25年1月9日
核兵器禁止条約への参加を日本政府に求める活動を応援しようと、ハトをモチーフに平和の大切さを説くゆるキャラ「ハートントン」が8日、署名集めをしている広島の被爆者7団体に署名の趣旨を英語で伝える文書を贈った。
ハートントンの着ぐるみを着た考案者の看護師中野勇治さん(55)=広島市安佐南区=が中区の広島平和会館で7団体の一つ広島被爆者団体連絡会議の田中聡司事務局長(80)と面会。英文で「署名で世界の未来に貢献しませんか」などと記したA4判の説明文10枚と、グッズ販売で得た2万円を届けた。
署名集めにはハートントンも2022年から参加。中野さんは「暑い時も寒い時も街頭に立つ被爆者を少しでも後押ししたい」と語った。
7団体は説明文を外国人観光客への呼びかけに活用する。田中事務局長は「政府が条約に近づくようさらに呼びかけを強めたい」と感謝した。(下高充生)
(2025年1月9日朝刊掲載)
ハートントンの着ぐるみを着た考案者の看護師中野勇治さん(55)=広島市安佐南区=が中区の広島平和会館で7団体の一つ広島被爆者団体連絡会議の田中聡司事務局長(80)と面会。英文で「署名で世界の未来に貢献しませんか」などと記したA4判の説明文10枚と、グッズ販売で得た2万円を届けた。
署名集めにはハートントンも2022年から参加。中野さんは「暑い時も寒い時も街頭に立つ被爆者を少しでも後押ししたい」と語った。
7団体は説明文を外国人観光客への呼びかけに活用する。田中事務局長は「政府が条約に近づくようさらに呼びかけを強めたい」と感謝した。(下高充生)
(2025年1月9日朝刊掲載)