復興の記憶 写真でつなごう 戦前や戦後 周南市募る
25年1月24日
周南市は、戦前や戦後の復興期に市内で撮影された写真を「戦時下・なつかしの古写真」として募っている。戦後80年の節目に、当時の暮らしや街並みの写真をエピソードとともに収集。写真展などで長期的に活用して記憶を後世につなぐ。2月28日まで受け付ける。
対象は、1935(昭和10)~60(同35)年に撮られ、市内の戦時中の生活や被害、復興の歩みを収めた写真。当時の風景や行事、仕事の様子などを記録したカットを想定している。徳山駅前など市中心部の商店街については、撮影時期を限定せず、現在までの写真を募集する。
市中心部は45年、空襲に2度見舞われて焼け野原と化し、約千人が亡くなった。戦争体験者も少なくなる中、遺族たち幅広い世代に協力を呼びかけて記録を掘り起こす。
写真を提供する人は、市役所本庁舎の市文化振興課に原本を持ち込むか、市ホームページ(HP)から入手できる応募用紙と一緒に電子メールで送信する。撮影時期や場所、思い出も併せて提出する。原本の場合、受付時にデータ化してその場で返却する。
写真は今後、展示や市HP、市発行の冊子などで使う。同課☎0834(22)8622。(井上龍太郎)
(2025年1月24日朝刊掲載)
対象は、1935(昭和10)~60(同35)年に撮られ、市内の戦時中の生活や被害、復興の歩みを収めた写真。当時の風景や行事、仕事の様子などを記録したカットを想定している。徳山駅前など市中心部の商店街については、撮影時期を限定せず、現在までの写真を募集する。
市中心部は45年、空襲に2度見舞われて焼け野原と化し、約千人が亡くなった。戦争体験者も少なくなる中、遺族たち幅広い世代に協力を呼びかけて記録を掘り起こす。
写真を提供する人は、市役所本庁舎の市文化振興課に原本を持ち込むか、市ホームページ(HP)から入手できる応募用紙と一緒に電子メールで送信する。撮影時期や場所、思い出も併せて提出する。原本の場合、受付時にデータ化してその場で返却する。
写真は今後、展示や市HP、市発行の冊子などで使う。同課☎0834(22)8622。(井上龍太郎)
(2025年1月24日朝刊掲載)