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復興の歩み展で企業の役割発信 被爆80年機に広島商議所会頭

 広島商工会議所の池田晃治会頭は27日の定例会見で、被爆80年を機に、復興の歩みを伝える「Pride of Hiroshima(プライドオブヒロシマ)展」を通じ、企業が果たした役割などを積極的に発信する考えを示した。

 同展は、ひろしまゲートパーク(広島市中区)の商業施設シミントひろしまで昨春から常設している。池田会頭は「企業による復興の物語を県内外の方、特に修学旅行生たち若い方に知ってもらえるよう、旅行会社にも発信していく」と語った。

 展示は、三輪トラックを生産したマツダ、被爆3日後に路面電車の運行を一部再開した広島電鉄(中区)などの歴史をパネルや映像などで紹介。池田会頭は「英語表記もあり、海外の人にも見てもらえるようPRしていく」と述べた。(小川満久)

(2025年1月28日朝刊掲載)

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