×

ニュース

「争いやめて」 祈り献花 ガンジー命日 中区の胸像前で大使ら

 「インド独立の父」として知られるマハトマ・ガンジーの命日の30日に合わせ、広島市中区の平和記念公園そばの胸像前で献花式があった。

 約40人が出席。インドのシビ・ジョージ駐日大使は「印日関係において広島は非常に重要な地。今後も関係性が発展していくと確信している」とあいさつした。

 中井幹晴副市長は「世界の為政者には今こそガンジー氏が残した、非暴力は人間に与えられた最大の武器ということに真摯(しんし)に向き合い、争いを直ちにやめていただきたい」と松井一実市長のメッセージを代読。その後、出席者が胸像に花びらを手向けた。

 在日インド大使館が主催した。胸像は2023年5月に市で開かれた先進7カ国首脳会議(G7サミット)を機に、招待国のインド政府が市へ寄贈した。(渡辺裕明)

(2025年1月31日朝刊掲載)

年別アーカイブ