「総ぐるみで核廃絶を」 北広島 被団協箕牧さん講演
25年1月31日
日本被団協代表委員で豊平原爆被爆者の会会長の箕牧(みまき)智之さん(82)=北広島町吉木=が30日、同町有田の町まちづくりセンターで講演した。地元の住民たち約180人を前に、ノーベル平和賞受賞の喜びを語り、核兵器廃絶に向けて行動を呼びかけた。
箕牧さんは、昨年12月にノルウェーのオスロ市であった授賞式の様子をスライドを使って紹介。「賞状がずしりと重たかった」と語った。ノルウェーの首相や市長との面会や現地の子どもたちとの交流で「広島の原爆資料館に来てほしいと伝えた」と力を込めた。
司会を交えたトークセッションでは、被爆者や被爆2世の高齢化に触れ、「国民総ぐるみで核兵器廃絶に向けて行動しないといけない」と呼びかけた。8月には町内で被爆80年の催しを開きたいとも述べた。
講演会は、同町在住の箕牧さんに町民に直接、受賞報告をしてもらおうと、町が主催した。
(2025年1月31日朝刊掲載)
箕牧さんは、昨年12月にノルウェーのオスロ市であった授賞式の様子をスライドを使って紹介。「賞状がずしりと重たかった」と語った。ノルウェーの首相や市長との面会や現地の子どもたちとの交流で「広島の原爆資料館に来てほしいと伝えた」と力を込めた。
司会を交えたトークセッションでは、被爆者や被爆2世の高齢化に触れ、「国民総ぐるみで核兵器廃絶に向けて行動しないといけない」と呼びかけた。8月には町内で被爆80年の催しを開きたいとも述べた。
講演会は、同町在住の箕牧さんに町民に直接、受賞報告をしてもらおうと、町が主催した。
(2025年1月31日朝刊掲載)