副大臣「核廃絶へ被団協支持」 ノルウェー大使館が平和賞祝賀会
25年2月5日
ノルウェー大使館は4日、昨年のノーベル平和賞を受賞した日本被団協の祝賀会を東京都内のホテルで開いた。出席したアンドレアス・クラービーク外務副大臣は「人道の原則に基づいて核兵器の廃絶を訴える被団協の活動を支持している」とたたえた。
クラービーク氏は「被団協のたゆまない活動が核兵器の使用と人道危機を防いできた」と強調。ロシアが「核の脅し」を繰り返す国際情勢を念頭に「核軍縮を進める必要がある」と語った。被団協の田中熙巳(てるみ)代表委員(92)=埼玉県新座市=は「ノルウェーは国を挙げて核兵器をなくすために闘っている」と歓迎した。
首都圏の被爆者や支援団体の約150人が参加。自民党の被爆者救済と核兵器廃絶推進議連の寺田稔会長(比例中国)や立憲民主党の野田佳彦代表、外務省幹部も出席した。(宮野史康)
(2025年2月5日朝刊掲載)
クラービーク氏は「被団協のたゆまない活動が核兵器の使用と人道危機を防いできた」と強調。ロシアが「核の脅し」を繰り返す国際情勢を念頭に「核軍縮を進める必要がある」と語った。被団協の田中熙巳(てるみ)代表委員(92)=埼玉県新座市=は「ノルウェーは国を挙げて核兵器をなくすために闘っている」と歓迎した。
首都圏の被爆者や支援団体の約150人が参加。自民党の被爆者救済と核兵器廃絶推進議連の寺田稔会長(比例中国)や立憲民主党の野田佳彦代表、外務省幹部も出席した。(宮野史康)
(2025年2月5日朝刊掲載)