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平和をテーマに語り合う 呉の三津田高生、大学生と合同授業

 呉市山手の三津田高で6日、生徒と大学生が平和をテーマに一緒に考える合同授業があった。2年生約200人と関西学院大の学生たち約10人が語り合った。

 被爆体験の継承について考えたグループでは、ある被爆者の証言を英訳する体験をした。似た意味の英単語からどの言葉を選ぶか悩み、証言を正確に理解して受け継いでいく難しさを体感した。

 橋本まなみさん(17)は「内容を自分なりに理解する必要はあるが、誤って解釈してはならない。どのように継承していくのが良いのか考えたい」と話した。

 三菱みらい育成財団(東京)の助成を受けた取り組み。8日には呉の歴史などをテーマに、生徒が大学生を案内して市内を巡る予定。(小林旦地)

(2025年2月7日朝刊掲載)

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