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「オバマ大統領を呼ぼう」 広島の中高生 8・6に始動

■記者 明知隼二

 核兵器廃絶を目指す広島の中高生でつくる「中高生ノーニュークネットワーク広島」は30日、オバマ米大統領を広島に呼ぶ活動を、8月6日の「原爆の日」から始めることを決めた。大統領の11月来日がほぼ固まったことなどを受け、当初の予定を前倒しした。

 中高生たちは、核兵器廃絶の願いを込めた折り鶴を、世界中に現存する核兵器の数よりも多く大統領に届けることを目指している。大統領の広島訪問の際には核兵器廃絶をテーマに中高生と対話することを希望している。

 6日は午後5時から2時間ほど、中区の旧広島市民球場前か元安橋付近で、市民に折り鶴の作成と募金への協力を呼び掛ける。

 また、大統領来日に先立ち、新しい米駐日大使の就任が正式に決まり次第、米大使館を訪ねてオバマ大統領への手紙を届けることも検討している。

 問い合わせは、メールnonukehiroshima@gmail.com

(2009年7月31日朝刊掲載)

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