米軍の記録と徳山空襲語る 周南で11日
25年2月9日
1945年の徳山空襲をテーマにした講演会が11日午後2時から、周南市徳山の市文化会館である。元徳山高専教授で戦史研究家の工藤洋三さん=同市=が講師を務める。
演題は「米軍が記録した空襲と戦災-徳山空襲から80年、戦争と平和を考える-」。工藤さんは、徳山空襲に遭った人への体験談の聞き取りに加わった84年に米軍の資料に初めて触れ、証言を米軍資料と結びつけて残すという手法に取り組み始めた。徳山空襲の知られざる歴史の記録を紹介しながら、平和な「ふるさと周南」の今と未来への思いを語る。
45年5月と7月の徳山空襲では計約千人が亡くなった。入場無料。周南文化協会☎0834(22)8190。
(2025年2月9日朝刊掲載)
演題は「米軍が記録した空襲と戦災-徳山空襲から80年、戦争と平和を考える-」。工藤さんは、徳山空襲に遭った人への体験談の聞き取りに加わった84年に米軍の資料に初めて触れ、証言を米軍資料と結びつけて残すという手法に取り組み始めた。徳山空襲の知られざる歴史の記録を紹介しながら、平和な「ふるさと周南」の今と未来への思いを語る。
45年5月と7月の徳山空襲では計約千人が亡くなった。入場無料。周南文化協会☎0834(22)8190。
(2025年2月9日朝刊掲載)