基地の監視継続 活動方針を確認 岩国の市民団体総会
25年2月9日
米軍岩国基地(岩国市)の機能強化に反対する市民団体「瀬戸内海の静かな環境を守る住民ネットワーク」が8日、総会と講演会を市民文化会館で開いた。約40人が参加し、市民感覚を踏まえた科学的な調査に力を入れることなど2025年度の活動方針を決めた。
同団体は基地そばの水域で昨年10月、有機フッ素化合物(PFAS)の水質調査を実施しており、調査を継続する。基地の監視を続け、必要があれば行政に申し入れをする方針を確認した。
元自衛官たちでつくる平和団体「ベテランズ・フォー・ピース・ジャパン」の共同代表形川健一さん(56)=三次市=による講演もあった。元海上自衛隊員だった形川さんは、12年に自衛隊が海賊対処活動の拠点を置くアフリカ東部ジブチに派遣された経験などを語った。
(2025年2月9日朝刊掲載)
同団体は基地そばの水域で昨年10月、有機フッ素化合物(PFAS)の水質調査を実施しており、調査を継続する。基地の監視を続け、必要があれば行政に申し入れをする方針を確認した。
元自衛官たちでつくる平和団体「ベテランズ・フォー・ピース・ジャパン」の共同代表形川健一さん(56)=三次市=による講演もあった。元海上自衛隊員だった形川さんは、12年に自衛隊が海賊対処活動の拠点を置くアフリカ東部ジブチに派遣された経験などを語った。
(2025年2月9日朝刊掲載)