8ヵ国の医師ら放射線医療学ぶ HICAREなど主催
25年2月11日
アジアや南米の医師たちが最先端の放射線医療を学ぶ研修が10日、広島市南区の広島大原爆放射線医科学研究所(原医研)で、5日間の日程で始まった。
インドネシア、ブラジルなど8カ国の医師や医学物理士たち計19人が参加。初日は国際原子力機関(IAEA)のコンサルタントで放射線生物学者のオレグ・ベルヤコフ氏と、原医研の田代聡副所長たちが講義した。インドネシアの国立原子力研究機関に勤めるデヴィタ・テトリアナ研究員(45)は「最新のモニタリングを勉強したい」と熱心に聞いていた。
研修は、広島県や市でつくる放射線被曝(ひばく)者医療国際協力推進協議会(HICARE)とIAEAが2013年から合同で開催。14日まである今回は、福島第1原発事故に伴う放射線量や環境、生物への影響評価などを取り上げ、計13人が講師を務める。期間中に原爆資料館(中区)も見学する。
(2025年2月11日朝刊掲載)
インドネシア、ブラジルなど8カ国の医師や医学物理士たち計19人が参加。初日は国際原子力機関(IAEA)のコンサルタントで放射線生物学者のオレグ・ベルヤコフ氏と、原医研の田代聡副所長たちが講義した。インドネシアの国立原子力研究機関に勤めるデヴィタ・テトリアナ研究員(45)は「最新のモニタリングを勉強したい」と熱心に聞いていた。
研修は、広島県や市でつくる放射線被曝(ひばく)者医療国際協力推進協議会(HICARE)とIAEAが2013年から合同で開催。14日まである今回は、福島第1原発事故に伴う放射線量や環境、生物への影響評価などを取り上げ、計13人が講師を務める。期間中に原爆資料館(中区)も見学する。
(2025年2月11日朝刊掲載)