澎湃館に「大和」資料展示 ミュージアム休館で13点
25年2月18日
赤れんが倉庫を活用した呉市昭和町の澎湃(ほうはい)館に17日、リニューアル工事のため休館に入った大和ミュージアム(宝町)の資料の一部を展示するスペースができた。来年3月まで仮展示室となる。
旧海軍や海上自衛隊に関連するグッズや土産品を販売する同館1階の約120平方メートルに資料13点が並ぶ。戦艦大和の3連装機銃の10分の1模型や46センチ主砲の50分の1模型の他、大和の建造計画や呉海軍工廠(こうしょう)の技術力を説明する写真付きパネル10点もある。
16日の大和ミュージアムの最終開館日に合わせて呉を訪れた神奈川県の会社員杤木安弘さん(53)は「展示の量は多くはないが、十分見応えがある」とカメラを向けていた。大和ミュージアム学芸課の林悦子課長は「休館中も動きは止まっていない。楽しんでもらえるよう引き続き工夫を凝らしたい」と話した。
呉市は休館対策として、ビュー・ポートくれ(中通)にも零式観測機の実物大レプリカなどを置いた仮展示室「大和ミュージアムサテライト」を設け、28日にオープンさせる。(栾暁雨)
(2025年2月18日朝刊掲載)
旧海軍や海上自衛隊に関連するグッズや土産品を販売する同館1階の約120平方メートルに資料13点が並ぶ。戦艦大和の3連装機銃の10分の1模型や46センチ主砲の50分の1模型の他、大和の建造計画や呉海軍工廠(こうしょう)の技術力を説明する写真付きパネル10点もある。
16日の大和ミュージアムの最終開館日に合わせて呉を訪れた神奈川県の会社員杤木安弘さん(53)は「展示の量は多くはないが、十分見応えがある」とカメラを向けていた。大和ミュージアム学芸課の林悦子課長は「休館中も動きは止まっていない。楽しんでもらえるよう引き続き工夫を凝らしたい」と話した。
呉市は休館対策として、ビュー・ポートくれ(中通)にも零式観測機の実物大レプリカなどを置いた仮展示室「大和ミュージアムサテライト」を設け、28日にオープンさせる。(栾暁雨)
(2025年2月18日朝刊掲載)