クロアチアの大学と友好協定 福山市立大 平和教育などで連携
25年2月18日
福山市立大(港町)は、クロアチアのザグレブ大教員教育学部と友好協力協定を結んだ。平和教育の授業や短期の交換留学、国際会議の開催などに連携して取り組む。
クロアチアの首都ザグレブにある同大は1669年に設立され、同国で最大かつ最も歴史のある国立総合大。同学部では言語や自然科学、ITなど幅広い分野を扱う。
両大は今後、広島の原爆や福山空襲の被害、旧ユーゴスラビアからの独立を巡り起きた同国の紛争などをテーマに、学生同士がディスカッションするオンライン授業などを想定。英語教育が盛んなザグレブ大で市立大の学生の短期研修なども受け入れる予定。
13日に市立大であった覚書の調印式で、佐藤利行学長は「世界で戦争や紛争が起きる中、大学、若者の交流が平和につながると確信している」とあいさつ。ザグレブ大のアドリアナ・ヴィスニッチ=ジェフティッチ国際交流局長は「平和教育の推進は誰にとっても大切。実践的な共同研究も進めていく」と話した。(原未緒)
(2025年2月18日朝刊掲載)
クロアチアの首都ザグレブにある同大は1669年に設立され、同国で最大かつ最も歴史のある国立総合大。同学部では言語や自然科学、ITなど幅広い分野を扱う。
両大は今後、広島の原爆や福山空襲の被害、旧ユーゴスラビアからの独立を巡り起きた同国の紛争などをテーマに、学生同士がディスカッションするオンライン授業などを想定。英語教育が盛んなザグレブ大で市立大の学生の短期研修なども受け入れる予定。
13日に市立大であった覚書の調印式で、佐藤利行学長は「世界で戦争や紛争が起きる中、大学、若者の交流が平和につながると確信している」とあいさつ。ザグレブ大のアドリアナ・ヴィスニッチ=ジェフティッチ国際交流局長は「平和教育の推進は誰にとっても大切。実践的な共同研究も進めていく」と話した。(原未緒)
(2025年2月18日朝刊掲載)