世界の若者 核廃絶考える 平和首長会議オンラインセミナー
25年2月19日
平和首長会議(会長・松井一実広島市長)は18日、世界各国の若者向けのオンラインセミナーを開いた。6カ国の高校生たち計8人が核兵器廃絶への取り組みなどについて意見を交わした。
中区の広島国際会議場と米国やカナダ、ソマリアなどをビデオ会議システムでつなぎ、若者が核兵器廃絶に向けて果たす役割や平和活動で直面する課題を英語で話し合った。スペインの参加者が「多くの人に関心を抱いてもらえない」とこぼすと、他の参加者から交流サイト(SNS)で発信するなどのアイデアが出た。
会議場で参加した舟入高3年岡田蓮さん(18)=安芸区=は「市民団体を設立するなど同世代の行動力に驚いた。自分もできることをしたい」と刺激を受けていた。セミナーは2020年度から毎年開いている。(川上裕)
(2025年2月19日朝刊掲載)
中区の広島国際会議場と米国やカナダ、ソマリアなどをビデオ会議システムでつなぎ、若者が核兵器廃絶に向けて果たす役割や平和活動で直面する課題を英語で話し合った。スペインの参加者が「多くの人に関心を抱いてもらえない」とこぼすと、他の参加者から交流サイト(SNS)で発信するなどのアイデアが出た。
会議場で参加した舟入高3年岡田蓮さん(18)=安芸区=は「市民団体を設立するなど同世代の行動力に驚いた。自分もできることをしたい」と刺激を受けていた。セミナーは2020年度から毎年開いている。(川上裕)
(2025年2月19日朝刊掲載)