被爆80年「できることを」 府中町出身の駐アルゼンチン大使 広島市長と面会 考え伝える
25年2月20日
府中町出身の山内弘志駐アルゼンチン大使が19日、広島市役所を訪れ、松井一実市長と面会した。「今年は被爆80年で終戦80年でもある。現地では日本のことを知りたい人が増えており、何かできることを考えたい」との考えを示した。
市は長崎市などと昨年10月2日から1カ月、アルゼンチンで初の「原爆・平和展」を首都ブエノスアイレスで開催。松井市長は「大使館の支えがなければできなかった。平和文化の振興が確実に世界に広がる」と感謝した。山内氏は「現地の人も温かく受け入れてくれた。非常にいい展示になった」と応じた。
外務省の会議のため一時帰国している。面会後、原爆資料館(中区)も見学。「訪れるのは大学生の時以来。新しくなった展示を見て勉強したい」と話した。(渡辺裕明)
(2025年2月20日朝刊掲載)
市は長崎市などと昨年10月2日から1カ月、アルゼンチンで初の「原爆・平和展」を首都ブエノスアイレスで開催。松井市長は「大使館の支えがなければできなかった。平和文化の振興が確実に世界に広がる」と感謝した。山内氏は「現地の人も温かく受け入れてくれた。非常にいい展示になった」と応じた。
外務省の会議のため一時帰国している。面会後、原爆資料館(中区)も見学。「訪れるのは大学生の時以来。新しくなった展示を見て勉強したい」と話した。(渡辺裕明)
(2025年2月20日朝刊掲載)