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[ヒロシマドキュメント 被爆80年] 1952年5月ごろ 原爆慰霊碑 建設着々と

 1952年5月ごろ、広島市が中島地区(現中区)の平和記念公園整備地で、原爆慰霊碑の建設を進めていた。

 今の原爆資料館本館と同じく建築家の丹下健三さんがデザイン。埴輪(はにわ)形で原爆死没者の名簿を納める石室を設け、同じ軸線上に原爆ドーム、資料館が並び建った。日本は4月に独立を回復し、6月には市内で原爆を扱う劇映画の撮影も始まる。(編集委員・水川恭輔)

(2025年2月22日朝刊掲載)

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