[核兵器禁止条約 第3回締約国会議] ヒロシマ 米で伝えたい 高校生平和大使 沖本さん抱負
25年2月27日
3月3~7日にある核兵器禁止条約の第3回締約国会議に合わせ、開催地の米ニューヨークに高校生平和大使として派遣されるAICJ高2年沖本晃朔(こうさく)さん(17)=広島市東区=が26日、市役所で記者会見し、抱負を語った。
3月2~8日の日程で渡米。締約国会議では傍聴に加え、演説ができる可能性もあるという。高校生や大学生との交流なども予定する。被爆4世の沖本さんは「被爆地広島を背負っていく。スピーチする機会があれば、曽祖母の被爆体験や、なぜ核兵器が世界から消えないのかについての考えを盛り込みたい」と意気込んだ。
広島、長崎両市を主な拠点とする市民団体「高校生平和大使派遣委員会」が今回は3人を現地に送る。ほかは長崎県の長崎西高2年小林真夕さん(17)と東京都の晃華学園高1年池田華さん(16)。(渡辺裕明)
(2025年2月27日朝刊掲載)
3月2~8日の日程で渡米。締約国会議では傍聴に加え、演説ができる可能性もあるという。高校生や大学生との交流なども予定する。被爆4世の沖本さんは「被爆地広島を背負っていく。スピーチする機会があれば、曽祖母の被爆体験や、なぜ核兵器が世界から消えないのかについての考えを盛り込みたい」と意気込んだ。
広島、長崎両市を主な拠点とする市民団体「高校生平和大使派遣委員会」が今回は3人を現地に送る。ほかは長崎県の長崎西高2年小林真夕さん(17)と東京都の晃華学園高1年池田華さん(16)。(渡辺裕明)
(2025年2月27日朝刊掲載)