戦争や平和 同世代に発信 中区 大学生がSNS用ページ
25年2月28日
県内の大学生が戦争や平和を自分ごととして捉え、同世代への発信を考えるイベントが、広島市中区の市青少年センターであった。約40人が参加し、交流サイト(SNS)で伝える内容のアイデアを練った。完成したページはインスタグラムに順次アップする。
参加者は県外出身者が多く、まず原爆被害や核兵器をめぐる国際情勢、市の平和施策について市平和推進課主事の川本翼さん(36)の解説を聞いた。続いて8グループに分かれて意見交換をし、それぞれの興味関心を基に伝えたいことや紹介したいことを話し合った。
発信方法としてインスタグラムへの投稿を想定したページを作成。中国地方の平和を学べる観光スポットの案内や、戦時中と現代の若者の食生活の比較などをまとめた。核兵器に対する各国の考え方を調べた近畿大工学部1年の木家(きや)大河さん(19)=東広島市=は「写真や英語を使い、外国人にも伝わるよう工夫した。広島で学ぶ学生の言葉で平和について伝えたい」と話した。
イベントは19日、NPO法人ドットジェイピー(東京)の広島支部が被爆80年の節目として開いた。各グループが仕上げたページは3月末までに同支部のインスタグラムに投稿される。(関家かれん)
ドットジェイピーのインスタはこちら (2025年2月28日朝刊掲載)
参加者は県外出身者が多く、まず原爆被害や核兵器をめぐる国際情勢、市の平和施策について市平和推進課主事の川本翼さん(36)の解説を聞いた。続いて8グループに分かれて意見交換をし、それぞれの興味関心を基に伝えたいことや紹介したいことを話し合った。
発信方法としてインスタグラムへの投稿を想定したページを作成。中国地方の平和を学べる観光スポットの案内や、戦時中と現代の若者の食生活の比較などをまとめた。核兵器に対する各国の考え方を調べた近畿大工学部1年の木家(きや)大河さん(19)=東広島市=は「写真や英語を使い、外国人にも伝わるよう工夫した。広島で学ぶ学生の言葉で平和について伝えたい」と話した。
イベントは19日、NPO法人ドットジェイピー(東京)の広島支部が被爆80年の節目として開いた。各グループが仕上げたページは3月末までに同支部のインスタグラムに投稿される。(関家かれん)
ドットジェイピーのインスタはこちら (2025年2月28日朝刊掲載)