福山空襲描いた映像制作 市、ユーチューブで公開へ
25年3月5日
戦後80年に合わせて福山市は2025年度、市街地が焦土と化した福山空襲をテーマにした映像を制作する。投稿サイト「ユーチューブ」で公開し、平和の大切さを国内外に発信する。
福山空襲の体験者3人のインタビューを収録する計画。空襲の概要や歴史的背景が分かる30~40分程度の内容とし、英語字幕も挿入する。10分程度に要約した映像、交流サイト(SNS)などで使う広報用の短い映像も作る。事業費は約400万円を見込み、費用の一部はクラウドファンディングで募る予定。
福山空襲は1945年8月8日に起きた。市街地の約8割が焼失し、355人が犠牲になった。戦争体験者が高齢化する中、市は戦争の記憶を次代に継承しようと企画した。3月末に制作業者を選び、25年中の完成を目指す。
市多様性社会推進課は「空襲体験者が伝える戦争の悲惨さや平和の大切さを後世に残し、学校教育でも活用していきたい」としている。(浜村満大)
(2025年3月5日朝刊掲載)
福山空襲の体験者3人のインタビューを収録する計画。空襲の概要や歴史的背景が分かる30~40分程度の内容とし、英語字幕も挿入する。10分程度に要約した映像、交流サイト(SNS)などで使う広報用の短い映像も作る。事業費は約400万円を見込み、費用の一部はクラウドファンディングで募る予定。
福山空襲は1945年8月8日に起きた。市街地の約8割が焼失し、355人が犠牲になった。戦争体験者が高齢化する中、市は戦争の記憶を次代に継承しようと企画した。3月末に制作業者を選び、25年中の完成を目指す。
市多様性社会推進課は「空襲体験者が伝える戦争の悲惨さや平和の大切さを後世に残し、学校教育でも活用していきたい」としている。(浜村満大)
(2025年3月5日朝刊掲載)