ノーベル平和賞メダルと賞状 原爆資料館にレプリカ展示 広島市方針
25年3月7日
広島市の松井一実市長は6日、昨年12月に日本被団協に授与されたノーベル平和賞のメダルと賞状のレプリカを原爆資料館(中区)に展示する考えを明らかにした。
メダルは直径6・6センチで、表面にスウェーデンの化学者アルフレド・ノーベルの横顔の肖像が彫られている。賞状は36センチ四方で額に入っている。
この日、広島県被団協の箕牧(みまき)智之理事長(82)=北広島町=が各レプリカを携えて市役所を訪れた際に、松井市長は平和賞受賞をたたえ、「多くの人に見てもらいたい」と資料館へのレプリカの展示方針を示した。箕牧理事長は面会後の取材に「核兵器廃絶に尽くした先人たちの苦労を感じ取ってもらえればいい」と歓迎した。
市は、被団協からレプリカを借り、できるだけ早い時期に展示を始めたい考えだ。 (樋口浩二)
(2025年3月7日朝刊掲載)
メダルは直径6・6センチで、表面にスウェーデンの化学者アルフレド・ノーベルの横顔の肖像が彫られている。賞状は36センチ四方で額に入っている。
この日、広島県被団協の箕牧(みまき)智之理事長(82)=北広島町=が各レプリカを携えて市役所を訪れた際に、松井市長は平和賞受賞をたたえ、「多くの人に見てもらいたい」と資料館へのレプリカの展示方針を示した。箕牧理事長は面会後の取材に「核兵器廃絶に尽くした先人たちの苦労を感じ取ってもらえればいい」と歓迎した。
市は、被団協からレプリカを借り、できるだけ早い時期に展示を始めたい考えだ。 (樋口浩二)
(2025年3月7日朝刊掲載)