「ノーモア」訴え反核行進 高校生平和大使3人参加
25年3月7日
核兵器禁止条約の第3回締約国会議が開かれている米ニューヨークで5日朝、地元の平和団体が反核行進を開催し、高校生平和大使の3人が参加した。集まった約70人とともに、米国連代表部前で「ノーモア・ヒロシマ、ノーモア・ナガサキ、ノーモア・ウォー」と声を上げた。(ニューヨーク発 金崎由美)
AICJ高2年の沖本晃朔(こうさく)さん(17)=広島市東区=と、長崎県の長崎西高2年小林真夕さん(17)、東京都の晃華学園高1年池田華さん(16)。日本被団協の浜住治郎事務局次長や在韓被爆者の2世、米国のウラン採掘被害を訴える市民らとともに横断幕を掲げた。
3人は原水禁国民会議と広島の市民団体「核兵器廃絶をめざすヒロシマの会(HANWA)」が主催する国連本部での集会にも出席。沖本さんは曽祖母の被爆体験に触れ「被爆者から学び、廃絶という人類の希望をかなえよう」と英語で語りかけた。集会後には、「広島と長崎だけでない、植民地主義と結びついた核被害について知ることができた」と話した。
平和大使は米国滞在中、国連本部や学校で活動している。
(2025年3月7日朝刊掲載)
AICJ高2年の沖本晃朔(こうさく)さん(17)=広島市東区=と、長崎県の長崎西高2年小林真夕さん(17)、東京都の晃華学園高1年池田華さん(16)。日本被団協の浜住治郎事務局次長や在韓被爆者の2世、米国のウラン採掘被害を訴える市民らとともに横断幕を掲げた。
3人は原水禁国民会議と広島の市民団体「核兵器廃絶をめざすヒロシマの会(HANWA)」が主催する国連本部での集会にも出席。沖本さんは曽祖母の被爆体験に触れ「被爆者から学び、廃絶という人類の希望をかなえよう」と英語で語りかけた。集会後には、「広島と長崎だけでない、植民地主義と結びついた核被害について知ることができた」と話した。
平和大使は米国滞在中、国連本部や学校で活動している。
(2025年3月7日朝刊掲載)