ヒロシマ VR体験 大阪万博 8・6前後に県ブース 被爆の惨劇と復興映す
25年3月7日
広島県は4月に開幕する大阪・関西万博の会場に、米軍による原爆投下前と後の広島市の様子を仮想現実(VR)で疑似体験できるコーナーを設ける。8月6日の「原爆の日」を含む5日間ブースを設置し、核兵器の恐ろしさとともに、平和都市としての復興の歩みを伝える。
ブースは8月5~9日、屋内展示場「ギャラリーEAST」(300平方メートル)に出展。三つのエリアがあり、ピースゾーンでは、原爆で壊滅した市街地をVRゴーグルを通して疑似体験したり、折り鶴を作って交流サイト(SNS)に投稿したりできる。原爆の日には広島市である国連幹部と若者の対話イベントを配信する予定という。
メインコンテンツのエリアでは戦後、広島市が平和を象徴する都市に生まれ変わるストーリーを映像と音楽で体験できる。エナジーゾーンは、県内の農水産物や食文化の魅力を発信し、国内外の観光客に来訪を促す。
万博は4~10月、大阪市の人工島・夢洲(ゆめしま)で開催。県は1万2千人以上のブース来場者を目指す。(和多正憲)
(2025年3月7日朝刊掲載)
ブースは8月5~9日、屋内展示場「ギャラリーEAST」(300平方メートル)に出展。三つのエリアがあり、ピースゾーンでは、原爆で壊滅した市街地をVRゴーグルを通して疑似体験したり、折り鶴を作って交流サイト(SNS)に投稿したりできる。原爆の日には広島市である国連幹部と若者の対話イベントを配信する予定という。
メインコンテンツのエリアでは戦後、広島市が平和を象徴する都市に生まれ変わるストーリーを映像と音楽で体験できる。エナジーゾーンは、県内の農水産物や食文化の魅力を発信し、国内外の観光客に来訪を促す。
万博は4~10月、大阪市の人工島・夢洲(ゆめしま)で開催。県は1万2千人以上のブース来場者を目指す。(和多正憲)
(2025年3月7日朝刊掲載)