メルマガの配信を終了 広島県平和サイト 不正アクセスで
25年3月7日
広島県管理のウェブサイト「国際平和拠点ひろしま」の不正アクセス被害を受け、県は個人の会員制度とメールマガジン配信を取りやめる。情報発信は交流サイト(SNS)で代替する。
サイトには個人3705人が会員登録し、このうち希望者にメルマガを配信していた。153件が登録されている企業・団体向けの会員制度も一時休止し、今後在り方を検討する。
県はサイトの管理を事業者に委託。事業者は管理ソフトの更新作業をしていなかった。県によると、県警は不正アクセス被害の要因の一つをサイトのセキュリティーの弱さとみている。
サイトは昨年12月末に改ざんされ、会員の個人情報が流出した。県は今年2月17日、セキュリティーが厳重な県ホームページで情報発信を再開。被爆80年の特設サイトは3月下旬に開設を予定している。(河野揚)
(2025年3月7日朝刊掲載)
サイトには個人3705人が会員登録し、このうち希望者にメルマガを配信していた。153件が登録されている企業・団体向けの会員制度も一時休止し、今後在り方を検討する。
県はサイトの管理を事業者に委託。事業者は管理ソフトの更新作業をしていなかった。県によると、県警は不正アクセス被害の要因の一つをサイトのセキュリティーの弱さとみている。
サイトは昨年12月末に改ざんされ、会員の個人情報が流出した。県は今年2月17日、セキュリティーが厳重な県ホームページで情報発信を再開。被爆80年の特設サイトは3月下旬に開設を予定している。(河野揚)
(2025年3月7日朝刊掲載)