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「核なき世界 自公で協議」 首相、平木氏らと面会

 石破茂首相は12日、核兵器禁止条約第3回締約国会議に参加した公明党の平木大作参院議員らと官邸で面会し、会議の報告を受けた。首相は「核なき世界に向けた方策について今後も自民、公明両党でしっかりと協議したい」と述べた。

 面会に同席した公明党の斉藤鉄夫代表が明らかにした。平木氏は核軍縮に向けた日本政府の役割を現地で議論したと報告。斉藤氏は記者団に「首相は核保有国と非保有国の橋渡し役として貢献すべきだということについて深くうなずいていた」と語った。

 斉藤氏は面会で米国の「核の傘」に入るオーストラリアがオブザーバー参加しながらも会議で発言しなかったとし、「参加しても発言しないなど幅広い参加の仕方がある。何らかの形で政府が貢献できるのではないか」と首相に要請した。

(2025年3月13日朝刊掲載)

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