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在日米軍幹部ら岩国を訪れ研修 市長が説明

 全国の在日米軍基地の幹部や幹部候補生たち20人が13日、米軍岩国基地がある岩国市を訪れ、福田良彦市長たちから基地と地域との関わりについて説明を受けた。日米関係の理解に向けて外務省が毎年実施する研修の一環で、岩国では2019年以来3回目となる。

 同市愛宕町の愛宕スポーツコンプレックスカルチャーセンターであった研修は冒頭を除き非公開で、市側が日米交流や安全安心対策の取り組みを説明した。福田市長は終了後、「基地を抱えるまちの取り組みや課題を理解してもらえた」と話した。基地の運用の変更時に速やかに情報提供をすることも求めたという。

 10日に東京都内で始まった今年の研修には東京や沖縄などの米軍基地から希望者が参加。最終日の14日は広島市中区の平和記念公園などを視察する。

(2025年3月14日朝刊掲載)

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