児童発 平和ポスター集 南区の大州小 6年生描き冊子化
25年3月14日
大州小(広島市南区)の6年生が描いた平和をテーマにしたポスター集が完成した。日本グラフィックデザイン協会広島地区が平和学習の一環で企画し、冊子化した。市立の全ての図書館などに配る予定という。
児童58人が、広島の食べ物やスポーツなどを取り上げ、原爆や平和についても調べて描いた。同地区などが毎年取り組む「ヒロシマ・アピールズ」ポスターから着想した。被爆直後の焦土に咲いたカンナや、ロシア語など8言語で「平和」と書いた作品などがある。
2クラスで各150部を作り、同校で10日、お披露目された。「笑顔は大切」というフレーズと祭りを楽しむ人を描いた後藤颯太さん(11)は「戦争が始まると笑顔がなくなってしまう。皆がずっと笑顔でいてほしいという思いを込めた」と話していた。(桧山菜摘)
(2025年3月14日朝刊掲載)
児童58人が、広島の食べ物やスポーツなどを取り上げ、原爆や平和についても調べて描いた。同地区などが毎年取り組む「ヒロシマ・アピールズ」ポスターから着想した。被爆直後の焦土に咲いたカンナや、ロシア語など8言語で「平和」と書いた作品などがある。
2クラスで各150部を作り、同校で10日、お披露目された。「笑顔は大切」というフレーズと祭りを楽しむ人を描いた後藤颯太さん(11)は「戦争が始まると笑顔がなくなってしまう。皆がずっと笑顔でいてほしいという思いを込めた」と話していた。(桧山菜摘)
(2025年3月14日朝刊掲載)