小倉さんに名誉学位 広島女学院大 英語で被爆証言
25年3月16日
被爆者の小倉桂子さん(87)=広島市中区=が15日、母校の広島女学院大(東区)から名誉文学博士号を授与された。自身の被爆体験を英語で伝える活動を続けてきたことなどが評価された。
小倉さんは、この日に同大であった卒業式で、三谷高康学長から学位記を受け取った。卒業式後の記者会見で、「広島女学院で学んだ英語力が生かされて活動ができている。初心に返って、明日からも頑張っていきたい」と語った。
小倉さんは、8歳の時に爆心地から2・4キロの牛田町(現東区)で被爆。2023年に広島市であった先進7カ国首脳会議(G7サミット)では、各国の首脳たちと原爆資料館(中区)で対面し、核なき世界への思いを訴えた。
同大の名誉学位授与は、南区出身でカナダ在住の被爆者サーロー節子さん(93)に続き2人目。(江頭香暖)
(2025年3月16日朝刊掲載)
小倉さんは、この日に同大であった卒業式で、三谷高康学長から学位記を受け取った。卒業式後の記者会見で、「広島女学院で学んだ英語力が生かされて活動ができている。初心に返って、明日からも頑張っていきたい」と語った。
小倉さんは、8歳の時に爆心地から2・4キロの牛田町(現東区)で被爆。2023年に広島市であった先進7カ国首脳会議(G7サミット)では、各国の首脳たちと原爆資料館(中区)で対面し、核なき世界への思いを訴えた。
同大の名誉学位授与は、南区出身でカナダ在住の被爆者サーロー節子さん(93)に続き2人目。(江頭香暖)
(2025年3月16日朝刊掲載)