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自分が被爆想定 どう生きるのか 中区で23日イベント 国泰寺高生、企画

 広島市中区の国泰寺高の生徒有志が23日午後2時、被爆体験をロールプレイ形式で考えるイベントを同区のJMSアステールプラザで開く。

 参加者は80年前に自分が被爆した想定で、被爆直後をはじめ、就職や結婚といった人生の各場面でどう行動するかを少人数のグループで考える。実際の被爆者がどう生きたかについても、沼田鈴子さん(2011年に87歳で死去)のケースを一部紹介する。

 企画した有志の一人、3年小林芽衣さん(18)は「被爆体験を自分ごとにするにはどうしたらいいかと考えた。幅広い世代や職業の人に参加してほしい」と話す。定員40人。21日までに専用フォームから申し込む。オンライン参加(同25人)もある。会場参加のみ参加費100円。 (桧山菜摘)

(2025年3月15日朝刊掲載)

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