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10代記者の平和取材紹介 日本新聞博物館 「ひろしま国」展始まる

■記者 吉原圭介

 中国新聞で連載中の「ひろしま国 10代がつくる平和新聞」の企画展が1日、横浜市中区日本大通、日本新聞博物館で始まった。同博物館と中国新聞社の主催で9月23日まで。

 2007年1月の創刊号から今年5月の50号までの紙面パネル、オバマ米大統領に届けた手紙のコピー、世界の切手など、さまざまな角度から平和について考える約250点を展示。国際協力機構(JICA)の協賛を得て立体模型を並べ、ジュニアライターの取材ぶりを伝える映像も流している。

 訪れた埼玉県川口市の自営業三木譲さん(42)は「子どもたちは新聞を通じて発信できることを学んでいる。その点が素晴らしい」と見入っていた。

 開幕式では日本新聞教育文化財団の西野文章事務局長、中国新聞社の川本一之社長、ジュニアライター3人がテープカットした。

 2日はフランス在住の平和運動家美帆シボさんの講演がある。入館料は一般500円、高校生300円。月曜休館。博物館Tel045(661)2040。

(2009年8月2日朝刊掲載)

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