ガザの平和求め行進 広島で市民団体がデモ
25年3月31日
イスラエル軍によるパレスチナ自治区ガザへの侵攻に抗議するデモが30日、広島市中区であった。市民団体「広島パレスチナともしび連帯共同体」が、紛争の解決を呼びかけながら行進した。
約40人がアリスガーデン西側に集合。「虐殺反対」「パレスチナに自由を」などと書いた横断幕やプラカードを掲げ、金座街商店街や本通り商店街を通って、原爆ドームまで行進した。
この日は、1976年3月30日のイスラエルによるパレスチナの土地没収を巡り、パレスチナ住民が死亡した事件を悼む「土地の日」と呼ばれる。広島市立大の田浪亜央江准教授は「この日に改めて、パレスチナへの攻撃を即刻やめるように求めたい」と訴えた。
イスラエル軍とイスラム組織ハマスの戦闘は2023年10月に始まった。これまでに、ガザ側の死者は5万人を超えたとされる。(宮田圭)
(2025年3月31日朝刊掲載)
約40人がアリスガーデン西側に集合。「虐殺反対」「パレスチナに自由を」などと書いた横断幕やプラカードを掲げ、金座街商店街や本通り商店街を通って、原爆ドームまで行進した。
この日は、1976年3月30日のイスラエルによるパレスチナの土地没収を巡り、パレスチナ住民が死亡した事件を悼む「土地の日」と呼ばれる。広島市立大の田浪亜央江准教授は「この日に改めて、パレスチナへの攻撃を即刻やめるように求めたい」と訴えた。
イスラエル軍とイスラム組織ハマスの戦闘は2023年10月に始まった。これまでに、ガザ側の死者は5万人を超えたとされる。(宮田圭)
(2025年3月31日朝刊掲載)